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『京都きもの散歩』がお取扱いしております高級着物『白イ烏』の素材は“絹(SILK)”とご紹介しましたが、 その絹についてお話したいと思います。
絹の発祥は紀元前2000年以上前、中国の王妃・西陵がお湯の中に繭(まゆ)を落としたので箸で拾い上げようとした時に箸に巻きついてきたのが、絹糸の発見だと言われてます。
これらを織物にして輸入する為に、中国とトルコを結ぶ7000キロの道が有名なシルクロードと言われています。 日本には弥生時代に朝鮮半島から伝わり、明治時代に発展したそうです。
絹は美しい光沢はもちろん18種類のアミノ酸・タンパク質でできていて、人間の皮膚の成分と似ているので素肌に優しく・肌触りもとても良いです。夏涼しくて、冬暖かいのも高級生地の絹ならではです。
そんな絹の素材でできた『京都きもの散歩』がお取扱いしております高級着物『白イ烏』の、お着物をお召しになりませんか?
お問合せ、お待ちしております。

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今日は、お着物について少々お話したいと思います。
ご存知の方も多いと思いますが…
初心者の方は是非参考にして頂きたいです。
まず、裏地がないものと 裏地があるものがありまして、
裏地がないものを基本的には6月~9月まで着るのですが、
ただ昔と違い現代では…
もう少し期間が長くなってきているのが現状と言われています。
裏地があるものは、その他の期間に着ます。
素材は、絹・木綿・ポリエステル・ウール・化学繊維と幅広く、
生地の織り方も多様なのです。
お着物は同じ形ですが、染め方・織り方で様々な用途の着物が出来上がります。
ですから、有名な振袖から部屋着に近い普段着のものまであります。
これからの京都で、『京都きもの散歩』が取り扱う『白い烏』のお着物は、
高級素材の絹ですので着心地が違うと思います。
お問合せ、お待ちしております。

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今晩は。
日によって朝夕、涼しさも肌で感じる季節になって来ましたね。
気候が秋めいてきた、今日この頃です。
もう少しで、京都が大好きな通(ツウ)の方にとっても
待ち望んでいた紅葉シーズンではないでしょうか。
そんなツウの方の中には、有名どころはほとんど訪れたので…
今年はどこに行こう…
今年は、”紅葉” をちょっと御洒落に “紅の葉” と表現を少し変えて
感じてみませんか?
その “紅の葉” の感じ方のひとつで、
窓越しに額縁を観る様に鑑賞できるスポットがあります。
2014年にJR東海のCM「そうだ京都、行こう。」で、
大混雑しました市内北区・鷹峯の源光庵。
丸い窓=悟り、四角い窓=迷い。これは禅の精神を表しているそうです。
ここは紅葉シーズン以外でも、”青もみじ”の季節も非常に美しいのです。
もう一つは、東山区・東福寺の雲龍院。
ここで観て頂きたい額縁は、蓮華の間の 色紙の窓(色紙の景色)です。
4つの窓(色紙の窓)があり、4つの景色 ( “松” 、”椿”、”楓”、”灯籠” ) を
切り取った掛け物の様に感じられます。
そんな秋の “紅の葉”を、『京都きもの散歩』の着物を纏いお出かけ下さいませ。
オプションでロケーションフォト(貴女だけの写真撮影)もございますので、
お気軽にお問合せ下さい。

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いつも自信をもってご紹介している弊社でご利用いただける着物ですが、いまひとつ良さが伝わりにくいので、今日は生地にもっと近づいてみることにしました。

たとえばCプランでご紹介しているこちら。「七宝」文様の小紋に見えます。
でもそれだけじゃないんです。わかりますでしょうか。。。
実は、光の加減によって見え隠れする「むじな菊」が地紋にあしらわれております。
【むじな菊とは】小菊の花をデザインした文様で、花びらが幾重にも重なり広がるような構図になっています。その花びらの重なり広がる様子が、動物の狢(むじな:あなぐまの仲間)の毛並みに似ていることから、この名になったそうです。

「むじな菊」は小紋の中でも人気の高い柄で、花びらのサイズや形によって印象はかなり変わってきます。
Cプランの着物は小ぶりながら1枚1枚の菊の花びらが確認できるサイズです。全体では落ち着いた雰囲気に仕上がっています。
実はとても手の込んだ作りになっているんですが、web媒体では伝わりにくいのが非常に残念です。
少しづつご紹介していきますので、ぜひお気に入りの着物を見つけてください。
【京都きもの散歩】では白イ烏(しろいからす)の素敵な着物で京都散策をお楽しみいただけます。
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今日は着物の色についてご紹介します。
着物の色味を説明をする際、あまり聞き馴染みのない色で書かれていることはありませんか。
江戸鼠(えどねず)、海老茶(えびちゃ)紫檀色(したんいろ)など、なんとなく「ネズミって書いてるし灰色系かな。。。」とか想像のつくものもあります。
これらは日本の伝統色と言われる呼び名です。
色調や明暗の違いでも別の色とみなし、それぞれに趣のある色名がついています。
( ↓ ↓ ↓「 和色大辞典」によると456色もあるそうです。)
http://www.colordic.org/w/
日本人の非常に細やかな表現が色名にも出ています。

こちらの着物は、淡い檸檬色に翡翠色の文様でしょうか。
とても華やかで、落ち着いた色目の帯が引き立ちます。
着物は、帯だけでなく帯留めや帯紐、半襟などで色遊びできるのも楽しみの一つです。
かなり秋めいてきましたが、京都散歩のご予定を立てる際に、着物でお出掛けするのはいかがでしょうか。
【京都きもの散歩】では、着物以外にも素敵な小物も揃えています。